ボディバターといえばボディショップのボディバターを始め、delonやサムライウーマン・sceneにロクシタンなどのショップから販売されています。ピーチやピンクグレープフルーツなどの香りもさまざまに楽しめるボディバターがあります。
ボディバターはお肌の保湿を目的とする、油分を多く含むクリームのことです。
"バター"とついているのは、ボディバターの原料として使われている油脂が
シアーの木・アボカド・アロエ・マンゴーなどから採ったバターだから。
また、常温では固形の状態になっている油脂のことをバターと言うのですが
これらの植物性バターは、お肌に乗せるだけで溶けて液状になってしまいます。
簡単に身体全体にぬり広げることができ、皮膚に薄く膜を張ってくれるので
乾燥を防ぎ、お肌の老化予防・保湿効果を期待することができます。
生活紫外線くらいなら防ぐことも可能です。
お風呂上りやシャワーの後に身体にぬれば、その高い保湿効果によって
お肌がしっとりスベスベになります。
かさかさして白くなりがちなヒジやヒザ・カカトなどだけではなく
身体全体にぬりやすいのがボディバターの良いところでもあります。
ちなみに、右の画像は天然・有機にこだわって作られていて
フルーツ・ハチミツ・海藻・ハーブなど、ほぼ100%ナチュラル素材。
高級スパなどでも使われている、『Aqua Dessa』というブランドの
ボディバターです。
ボディバターに使われているシアバターは、アフリカのシア(カリテ)という
木の果実から抽出される植物油脂のことです。
アフリカではシアバターを筋肉痛や火傷・すり傷などの薬代わりに使っていました。
それだけでなく、シアバターには血行を良くし、老廃物の代謝を促進して
お肌に栄養を与えたり、老化予防やシワを減らす効果まであると言われています。
そのため、乾燥肌はもちろん、日焼けケア・シワなどの老化肌・火傷・外傷
妊娠線の予防にも使われたりします。
妊娠線の予防に、ボディバターを購入する方も多いようですが香りが・・・
という場合は、乾燥を防ぐことで妊娠線もできにくくなりますので
ボディバターでなくても、ほのかな香りのシアバターを小マメにぬるだけで
妊娠線を予防することはじゅうぶん可能だと思われます。
また、シアバターは頭から足の先まで全身すべてに使うことができますし
髪の毛に対してもお肌と同じ効果が期待できるのが特徴です。
お風呂に入る前に、シアバターを髪の毛になじませておいてからシャンプーすると
傷んで乾燥して広がってしまう髪がしっとりとまとまります。
シアバターは人の体温で簡単に溶けてしまうので、そのままでもじゅうぶん
使いやすいですが、ホホバオイルなどの好みの植物オイルを混ぜて使えば
その植物オイルの持つ効能も取り入れられるので、効果倍増です♪
植物オイルを多くすれば、ボディオイルとして使えますよ。
さらに、ココア豆から抽出される油脂であるココアバターというものは
保湿効果が高く、お肌を柔軟に保つ働きがあり、お肌への浸透も早いので
妊娠線の防止にはココアバターもおすすめです。
シアバターはほんのり甘い香りですが、ココアバターはチョコレートに近い
甘い香りなので、お好みで選ぶのも楽しいですね。
ココアバターもシアバター同様、お顔にも使うことができます。
ただし、ココアバターはその保湿効果の高さゆえ、ニキビ肌の方には向きません。
脂性肌の方がお顔に使用される時は、少量のココアバターを他の植物オイルなどと
合わせて使うようにしてくださいね。
ボディショップのボディバターは、化粧品の口コミサイトである@コスメさんで
ベストコスメ大賞を得た、殿堂入りコスメのボディバターです。
この、ベストコスメ大賞というのは、100万件以上の口コミ情報の集計をもとに
選ばれたコスメで、3年連続して選ばれると殿堂入りになるそうなので
ボディショップのボディバターがいかに人気があるか分かりますよね。
先日も、ボディショップのピンクグレープフルーツが紹介されていました。
ボディショップのボディバターの人気のヒミツは、マンゴーやストロベリー
パパイヤにパッションフルーツなどのトロピカルフルーツの香りをはじめ
ココナッツやオリーブなどのナッツ系、数量限定のフルーツの香りなどの
いい香りを楽しみながらお肌をケアできること。
もちろん、気分に合わせて香りを選ぶだけでなく、お肌の調子や乾燥具合によって
使うボディバターを選ぶことができる点も人気の理由です。
そして、個人的に気に入っているのは、ボディショップのボディバターは
アフリカからのコミュニティートレード原料を使って作られていること。
コミュニティートレードとは、支援を必要としたり問題を抱えている地域と
直接、原料や物・サービス・技術などを公正な価格で取引することを言います。
そういう取り組みをしている会社の製品の方が、安心して使える気がするし
ほんのちょっぴりでも、自分も手助けしている気分になれる自己満足ゆえですが
贅沢している大義名分なのかもしれません。
ボディバターの使い方はいたって簡単。
お風呂上りやシャワーから出た後、まだ身体が温かいうちに適量をぬるだけです。
身体が温かいうちにというのは、その方がボディバターも溶けやすくなりますし
お肌によくなじみ、浸透もしやすいから。
ボディバターをぬってマッサージするとき、指がなめらかに動かせるくらいが
適量です。最初は少なめから試してみるといいと思います。
ボディバターが固まっているうちは少なく感じても、お肌に乗せて溶けてくると
オイル状になって、思っていたよりも少量でよくのびるからです。
一通りマッサージし終わったら、腕や脚・お腹などボディバターをぬった部分に
手の平を当てて、ゆっくりじんわりとボディバターの浸透を助けてあげると
より、乾燥しにくくしっとりしたお肌になれますよ。
ロクシタンのボディバターのように、100%純粋なシアバターだけのもの
ボディショップ・delon・scene・riches・サムライウーマンなどのように
フルーツやココナッツなどの香りがついていて、アロマ効果も得られるもの。
また、シアバターやココアバターとマカダミアオイルなどの植物性オイルが
配合されているものなど、香りとお肌の乾燥具合によって好みで選べます。
使われている植物オイルによっても、効能やしっとり感が変わってきますので
いろいろなメーカーのボディバターを試してみるのも楽しいかもしれません。
さらに踏み込んで、自分でボディバターを作ってみるのもいいですね。
好みの香りやしっとり感に作れますし、ボディバターの作り方は意外と簡単なので
一度作ってみるとハマってしまうかもしれませんよ。
ちなみに、夏場などボディバターやボディオイルでは重たい、と感じるときは
ボディローションやボディミルクに変えて、冷房などからお肌を守りましょう♪
ボディショップのボディバターとサムライウーマンやロクシタンなどのボディバターでは、同じフルーツでもその香りも質感も違います。こってりバタータイプとクリームタイプのボディバターがあるので季節で変えるのもいいですね。
Copyright ボディバターで乾燥知らずのしっとり肌 2008